はじめてのハッテン場

※本記事には事実と異なる内容(誇張、脚色、捏造等)を含みます。あらかじめご了承ください。

 

ドキッ!丸ごと下着 ホモだらけの射精大会

 

ド〜〜〜レミファソ〜ラシド〜レミファソラシド〜〜〜(うろ覚え)

 

はい、というわけで、以前から気にはなっていたけど行けなかったハッテン場に初めて行ってみた。

 

そう生まれて〜は〜じめ〜て〜

テンバに乗り込み〜

生まれて〜は〜じめ〜て〜

お〜どり〜明か〜すの〜(原曲ママ)

 

我、乗り込んで気付いた。

 

無茶苦茶エロい気分になっていると。

 

ハッテン場がそういう場所だからという自己暗示のせいか、全員がアンダーウェアのみという格好のせいか、はたまた性欲が溜まりに溜まった雄たちが醸し出すフェロモン的なものが充満しているせいなのか。

 

 

全部か、全部だな。

 

 

シャワーを浴びたら、少しスッキリしました(丁寧語)。

 

 

寝床を探していたのだが、何か入り組んでて迷路みたい、アハハ、と思ってたらめっちゃ雄いて、しかも譲り合いしてて、これがわびさびかと思った。

 

寝床を見つけたら、すぐに後ろから来て襲われた。早かった。素早かった。慣らすのも早かった。即落ち2コマもいいところである。

 

危うく生挿入という貞操の危機に陥るところだった。

 

「とりあえず生で」

目の裏に居酒屋の光景が見えた気がした。

 

で、半襲われみたいな最中、別の一人が来ていて、流れるように生挿入しようとしてきた。

 

ここには、ステレオタイプ中年サラリーマンしかいないらしい。

 

 

「とりあえず生で」

 

 

暫く怯えつつ丸くなっていると、別のハッテンニキがやってきた。

 

 

私が警戒する様は、まるで捨てられた猫のようであったに違いない。

 

我輩はネコである。

名前はまだない……いや、あったわ。

 

警戒は良い意味で意味もなく、共に横になったところで会話が始まった。

 

捨てネコ(捨てられたわけじゃないけど)は放っておけない主義らしい。寝るか寝るか、なんて思ってたら、ハッテンが始まったが、それは特に重要ではない。だってハッテン場だもの。

 

 

そういや、さっきハッテンニキの横にウケくん来てて、何かもう一人タチくん来てて襲われてたな。エッチandエッチ。これがハッテン場というやつか。

 

 

はあ、安眠安眠。

 

 

それは突然であった。

 

 

ローションでハッテンニキの竿を濡らし、自分のお入り口を濡らしていた。ウケくんが。すごい、積極的。進んで学級委員になるタイプだ。

 

 

わー、人のセックス間近で見たの初めて。とても感動した。閉ざされた門が開かれて、(記憶の限りでは)初めて外に出て、素敵な人に出会ったアナも、きっとこんな思いだったに違いない。

 

 

自分で入れれてすげー、声漏らしてやらしー、ひゅーひゅー、ぱちぱちぱちー、パンパンパンパン。ハッテンニキ腰振るの上手いな。

 

 

騎乗位って真横で見るとこんな感じなんだね。また一つ賢くなった瞬間である。だが、その代償は微妙に大きかった。

 

何故か―――ハッテン場では常であることか予測される事柄であるが、そんな経験がなかったので仕方ない―――わいも混ざらされ、3Pになりかけた。心が少ししょんぼりした。立ち居振舞い、そんなもの持ち合わせていなかった。この世に3Pの指南書があるなら教えてほしい、買わんけど。

 

 

その後、ちょいとトイレに行ったら、わいの寝床はハッテンマンたちのおちんぽいじり大会に使われ、休憩ラウンジみたいなところで小休憩した。

 

小休憩する前に探したが、全滅だったし、ついでに入り組んだとこは汗臭すぎて野球部の部室より臭かった。

 

 

ハッテンニキもわいと同タイミングで喫煙所(夜中なのに吸うとかニコ中かな)に行ったので、当然なのだがはぐれた。

 

 

休憩後、もう一回行ったら誰もいないとこを見つけた。日とがくそ多い中だったので、非常に運が良かった。ここは食うか食われるかの世界。寝床の確保もまた弱肉強食の世界。

 

 

その空間の端の方で寝てたら、知らん人来て、別の知らん人来て、絶対に寝る知らん人VS絶対に寝かせない知らん人の矛盾バトルしてて面白かった(小並感)。

 

 

そうこうして、夜は明けて朝を迎え、初のハッテン場は無事終了した。それなりに睡眠できたので良かった。あと、最初期の男○寮の有り難みが心に沁みた。

 

 

……ハッテンニキもハッテンニキのハッテンニキも元気にしてると良いな。